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株のノウハウ本のレビューです。 気に入ったのがございましたら、ぜひご購入ください。
Java・J2EE・オープンソース Spring入門 ~より良いWebアプリケーションの設計と実装
長谷川 裕一 /伊藤 清人 /岩永 寿来 /大野 渉 /(株)豆蔵
技術評論社 刊
発売日 2005-04-16
アプリケーション設計ガイドにもなります 2005-06-20
まず、第一章の「Webアプリケーション概論」が秀逸でした。著者持論になるのでしょうか、「凹形レイヤ」なるレイヤ設計は、「下位層のみを知ってる、下位層のみに依存する」を実現する為の、コロンブスの卵的発想で刺激的です。もちろんこれが最終的正解ではないのかもしれませんが、非常に参考になりました。
この第一章で解説された設計理論を実現する為の道具としてSpringのDIやAOPが紹介されています。単なるSpringのAPI解説ではなく、どうやったら依存性を排除できるか、綺麗なソースを記述できるかという視点で書かれています。
Hibernateとの連携では、マンセーな記述ばかりではなく、注意点や弱点も解説されており参考になります。
サンプルソースも魅力的です。このタイプのWebアプリケーション雛形として紹介されることの多いjava.netのequinox等では、managed-beanが直にfooDaoを弄っているのに対して、当書や類似書である「LightWeightJava」ではFacadeを介して使っています。これはconnectionを意識せずにトランザクションポイントを設定できるAOP機能をより効果的に使う方法を紹介していると評価できるのではないでしょうか。
強いて弱点を挙げるとすればAPI一覧的解説に弱いということかな。私は気になりませんでしたけど。
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